Cruisic - Come With Me feat. Baku Furukawa [7inch single]
(Flower Records FLRS-155)
新品
昨年リリースしたPacific 707が、国内では秒殺でソールドアウト、更にイギリスのベテラン・ジャズ DJ、Paul Murphyからのラヴコールにより、彼のレーベルJazz Roomより世界発売を果たしたCruisic。
あれからちょうど1年の歳月を経て新作が完成しました。
今作は彼ら初となる歌もの、Tania Mariaの代表曲"Come With Me"を、兼ねてよりレコーディング・セッションなどで交流のある、ボーダーレスな音楽性を持ち、ブラジル音楽にも造詣の深いシンガー・ソングライターの古川麦 (Baku Furukawa) をフィーチャーし、Cruisicらしい生ドラムとシーケンスが絶妙に絡むナイス・カヴァーに仕上がりました。
更に本作品ではレーベルメイトのONEGRAMからYabuがベーシストとして参加。
A-Sideは遅めの4つ打ちビートにファンキーなベースライン、グルーヴィなシンセ・リフが印象的なバレアリックなスロー・ディスコ。そしてB-Sideにはボッサ・ビートにアコースティック・ギター、そしてオーガニックなシンセ・サウンドが涼しげながらもしっかりと腰に来るSelf Reworkを収録。
両面共に途中出てくるコーラス・フレーズには思わずニヤリとさせる、DJフレンドリーな面も。フル・ジャケット仕様で登場です。
トラックリスト:
Side-A : Come WIth Me
Side-B : Come With Me (Self Rework)
<Profile>
Cruisicとは、トラックメイカー岩田幸也とドラムス、パーカッション柿澤龍介から成る、ヒューマンドリブン・エレクトロニカ・バンドである。ソウルミュージックとラテンやジャズに、エレクトロニックを融合させたダンスミュージックを追求する。大学時代ジャズサークルで知り合い、個々の音楽活動を経て2013年冬に結成。
2017年より現在の二人編成で活動しており、岩田の持つ広範なエレクトリック・ミュージックのバックグラウンドと、柿澤のポップス/ジャズフィールドの経験を直接繋ぎ、ポップでありながらも、リアルタイムかつダイナミックに変容する可能性を持ったダンスミュージックを追究している。
2018年9月、ブラジルのジャズ・ファンクトリオAzymuthによるブラジリアン・フュージョンの定番ともいえる “Jazz Carnival”を大胆なアレンジでカバーし、初となるアナログ・シングルをリリース。ミディアムテンポにアレンジし、ダンスミュージックとしてサンバとジャズの交点に着地させカバーしたこの作品は国内のラジオ番組やDJが取り上げただけではなく、UKのラジオ番組やMotion FMなど海外でも評価を受けた。
セカンド・リリースは言わずと知れた奇才Todd Terjeによる世界中のダンスフロアで大人気の”Inspector Norse”をカヴアー。原曲の持つシンセポップ感を残しつつもCruisic独特の編成でリ・アレンジされ、よりファンキーかつドラマティックに仕上げられている。
そして2022年、808 Stateによる大名作 "Pacific State"を果敢にカヴァーし、大ヒットとなる。日本国内でリリースされたシングルは瞬く間にソールドアウト、そしてイギリスのベテラン・ジャズDJ、Paul Murphyのラヴコールにより彼が主宰するJazz Roomより世界発売を果たした。またこの楽曲は「Special Best of 2022 Bandcamp Weekly Shows」にも選ばれた。