Leny Andrade - A Arte Maior De Leny Andrade [LP]
( Polydor - LPG-4.097 ) Mono, Live
1963年? オリジナルの時期より後のレーベルデザインですが、
セカンドプレスが存在する情報がないため、詳細不明。
60年代のプレスであることは間違いありません。
ジャケットは折り畳みオリジナル仕様。
( ジャケット/A面/B面 ) ( VG+(+) /VG+ /VG+(+) )
ジャケットはコーナーに軽いスレと軽い折れ、エッジの極一部にわずかな捲れ、軽いたわみ、
裏左側エッジに極薄い黄ばみ。
全体に紙質の劣化もなく、当時のものとしては大変良好。
盤質見た目、フラットエッジに近いため、表面に紙スレ、薄いスレ、数か所極浅いヘアラインありますが、
キズ、グルーヴウェア、プレスミス、オフセンターなく当時のものとしては良好(VG+/VG+)
音質は静かなパートやアナウンスのパートで軽いチリ付き、軽度のチリパチが両面数回程度。
音割れなく、音質はクリアでダイナミックな素晴らしい音質です。
少々波打つ反りありますが、プレイや音質に全く影響ありません。(VG+(+)/VG+(+))
ライブ盤ですが、演奏・録音ともに完璧。
予定調和に陥ってしまうジャズサンバのスタジオ録音と違い、即興のフレージングや高い演奏技術を堪能できる、
60年代のブラジリアンジャズの最高峰と言える内容です。
ピアノはテノリオ・ジュニオ。
残念ながら物足りないと言わざるを得ない彼のRGEのアルバムと違い、このアルバムでは彼の洗練されたピアノの躍動するフレーズ、高い技術を堪能でき、改めて才能の豊かさを感じることができる貴重な1枚です。